YouTubeなどで市民団体や放送局の動画配信チャンネルを運営するとき、差別的暴力的ヘイトスピーチ対策を動画共有サイト運営会社任せにせず、自分たちで対策をとることは可能で、大切です。
Youtube動画のコメントはオフにする
YouTubeなどの動画のページでコメントをオフの設定にするだけでヘイトスピーチの土台に利用されることを防げます。
ヘイトスピーチを書く場所を提供しないようにしましょう。
もしヘイトスピーチに反対している市民団体等が動画ページのコメントを可に設定して差別の書き込みをさせた場合、その市民団体もヘイトスピーチを広めることに間接的に加担しているようなものです。
視聴者の意見の受け取りや議論は別の場で可能
視聴者の意見は公式サイトの問い合わせメールフォームから受け取れます。
Youtubeチャンネルしか持っていないという場合は公式サイトを作りましょう。手の込んだサイトを作れなくても「Jimdo」などのウェブサービスで無料で簡単に作れます。
※「Wix」はイスラエルの会社が運営しており、Wixを利用すると間接的にイスラエルが行っているジェノサイドに加担することになってしまうため、「Wix」は使わないようにしましょう。
おめでとう、今日も増えたヘイトスピーチ対策をしている動画チャンネル
ヘイトスピーチ対策のためにコメントをオフの設定にしている動画チャンネルがどんどん増えています。
ヘイトスピーチを広げないためにきちんとコメントオフの対応をとっているチャンネルの運営者を応援しましょう。
市民団体のYoutubeチャンネル
フクシマから考える一歩の会
新日本婦人の会 中央本部
北海道平和運動フォーラム
マスコミュニケーション関連
【公式】大竹まこと ゴールデンラジオ!
日本記者クラブ
NBC長崎放送
BSN新潟 NEWS & LIVE
岐阜新聞社
市民メディア的な団体
Choose Life Project
その他の組織
国立環境研究所動画チャンネル
NICHIBENREN TV-日弁連公式動画チャンネル
学校
東北大学
民間企業
佐川急便公式チャンネル
ヤマトグループ 公式チャンネル
金融機関など
一般社団法人全国信用金庫協会
都道府県民共済グループ【公式チャンネル】
視聴者から意見を受け取りたい時はどうするか
動画配信者が視聴者から意見を受け取りたい時は、公式サイトなどに問合せフォームを用意し、動画の概要欄に問合せフォームへのリンクを貼り、そちらから意見を送ってもらうようにします。
そのようにして罵詈雑言のコメントをチェックもせずに表示するYouTubeのコメント欄など使わなくても意見を受け取れます。
真面目にコメントを伝えようと思う人は、サイトのメールフォームからコメントを送ってくれます。
公衆トイレの壁に落書きをする代わりにYouTubeのコメント欄にヘイトスピーチの落書きしようと思った人なら、わざわざメールフォームからコメントを伝えるのは面倒なので帰ってしまいます。
もしメールフォームからヘイトスピーチのコメントが寄せられたとしても、それは公開されず運営者に直接届くだけなので、ヘイトスピーチの内容がウェブ上で公開されるようなことはないので、社会的な被害が少ないです。
もし内容が悪質なら弁護士に相談して送信者を特定して法的な対応をとります。ヘイトスピーチをした人には実刑判決が出ます。