新聞「しんぶん赤旗」の特徴や内容と購読方法などをまとめてみました。
- 新聞「しんぶん赤旗」はどのような新聞か
- 「しんぶん赤旗」の意外な特徴
- 「しんぶん赤旗」日刊紙の紙面の例
- 「しんぶん赤旗」日曜版の紙面の例
- 労働運動の記事
- 社会保障制度などの記事
- その他、金を持っていない一般市民の視点からの、政治社会の記事
- エッセーのコーナー「風の色」
- Uスタ 比較的若い人の取り組みなどを紹介するコーナー
- 4コマ漫画
- 世界の様子を伝える随筆のようなコーナー
- 1週間のおかず
- 連載小説コーナー
- ストーリー漫画のコーナー
- 健康問題コーナー
- 日本の負の歴史に向き合うコーナー
- 夏休みの自由研究の例コーナー
- 俳句コーナー
- 旅のコーナー
- ペットの紹介コーナー
- 囲碁将棋コーナー
- クイズコーナー
- 読者の声
- 経済の解説
- 赤旗電話相談
- 映画の紹介コーナー
- 文化、芸能コーナー
- 読者の文芸作品投稿コーナー
- テレビ・ラジオの番組紹介コーナー
- 本の紹介コーナー
- CDの紹介コーナー
- 大手メディアを批評するコラム
- 芸能人のインタビューコーナー
- 「しんぶん赤旗」の購読申し込み方法
- 「しんぶん赤旗」のお試し購読
- 直近のしんぶん赤旗の主な記事
新聞「しんぶん赤旗」はどのような新聞か
普通の新聞
新聞「しんぶん赤旗」は変わった名前の新聞ですが普通の新聞です。
「しんぶん赤旗 日刊紙」は朝刊で、毎日新聞受けに届きます。
普通に政治、社会、スポーツ、芸能などの記事が載っています。
普通に月額購読料の集金の人が来て、代金を払います。
日本共産党関連の記事は多い
「しんぶん赤旗」は普通の新聞であると同時に日本共産党の機関紙でもあります。
そのため、日本共産党関連の記事は多いです。
日本共産党が発表した文章が何ページ分か載ったりもします。
その場合も、それ以外のページは政治、社会、スポーツ、芸能などの普通の新聞記事です。
一般紙と同様、通信社が配信したニュースも載る
「しんぶん赤旗」には他の一般紙と同様に通信社が配信したニュースも載ります。
この点も「しんぶん赤旗」はごく普通の新聞です。
通信社の配信した内容を一部削除して載せたりもする
他の一般紙もよく行うことなのか分かりませんが、通信社が配信したニュースが「しんぶん赤旗」に掲載されるとき、一部が削除されていることもあります。
以前日本の通信社が配信した同じニュースが一般の地方紙と赤旗の両方に載っていたので読み比べてみたところ、赤旗の方が少し手前までで記事が終わっていて、地方紙には載っている後半部分の何行かが赤旗には載っていませんでした。
差別や暴力反対の態度は一貫している ヘイト本の広告も載らない
「しんぶん赤旗」は一応差別や暴力反対の態度が一貫しています。
ヘイト本の広告も一切載りません。
私の見方では日本共産党は他の政党と同様にクルマ優先社会における人権侵害問題に対してほとんど無関心を決め込んでいると言わざるを得ない状況ではあり、クルマ優先社会の暴力に加担しているようなものだと言えば、その通りです。
その点は支持者や市民が繰り返し指摘し批判して気付かせる必要があります。
ですがとりあえず、いまだにヘイト本の広告を堂々と載せて間接的に差別と暴力に加担している一般紙が多いことに比べれば、「しんぶん赤旗」が差別と暴力を助長する広告を載せず、表向きは差別や暴力反対の態度で一貫しています。
日刊紙と日曜版がある
「しんぶん赤旗」には日刊紙と日曜版があります。
日刊紙は普通の一般紙と同じような新聞で、毎日届く朝刊です。
日曜版は週1回発行されるタブロイド判の新聞です。
日刊紙と日曜版は別の新聞で、別々に購読できます。日刊紙だけ購読したり、日曜版だけ購読したり、日刊紙と日曜版の両方を購読したりできます。
しんぶん赤旗の配達 近所の人が新聞受けに入れていく
しんぶん赤旗日刊紙は近所の日本共産党員か、日本共産党員ではないが配達を手伝っている近所の人が普通に新聞受けに入れに来ます。
しんぶん赤旗日曜版も同じように近所の人が配達していくか、普通に会社勤めしている日本共産党員が仕事の帰りに会社周辺の日曜版の購読者の家に配達していく場合などもあります。
購読料の支払い 近所の人が集金に来る
購読料はたいていは現金で支払います。
近所の日本共産党員の人などが毎月集金に来ます。
「しんぶん赤旗」の意外な特徴
市民の草の根の活動の記事がそれほど載らない
「しんぶん赤旗」には市民の草の根の活動を伝える記事がたくさん載りそうなイメージがありますが、そうでもありません。
様々な問題について多くの市民団体などが日々運動をしていて、集会や学習会やデモなどをしており、その催しに日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していれば「しんぶん赤旗」で報道されますが、日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していなければ「しんぶん赤旗」ではほとんど報じられません。
日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していない限り、学習会やデモなどの会場に全国紙や地方紙などの一般紙の記者が来て一般紙では報じられても、赤旗の記者はそもそも来なくて赤旗では報じられない場合がほとんどです。
赤旗の報道姿勢 気候正義を訴えるデモが分かりやすい例
気候正義を訴えるデモが分かりやすい例です。
気候危機に関するデモは日本国内でも度々開催されています。
金曜日のデモ行進に日本共産党の議員が参加した地域のデモの様子は「しんぶん赤旗」に載りますが、日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していない地域のデモにはそもそも赤旗の記者の姿もなく、「しんぶん赤旗」で報じられることはありません。
以前まで日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していなかった地域の気候危機のデモで、ある年に日本共産党の議員候補が参加すると、その時の気候危機のデモは赤旗に載りました。
「くらし家庭欄」の記者はたまに市民の取り組みを載せて頑張っている
日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していない市民運動をほとんど無視しているように見える「しんぶん赤旗」ですが、「くらし家庭欄」の記者たちだけは結構頑張っています。
日本共産党の議員や議員候補や幹部が参加していない、関心も寄せていない分野の市民運動の取り組みがたまに「くらし家庭欄」に載ります。
最近では「動物実験の廃止を求める会(JAVA)」などが取り組んでいる動物実験廃止を目指す運動や、命を軽視する麻痺したクルマ優先社会を問い直す市民運動などが「くらし家庭欄」で紹介されていました。
企業などの広告が載る
しんぶん赤旗は企業などの広告を載せていないようなイメージがありますが、広告は載っています。
日刊紙に紙屋や本屋やその他様々な会社などの広告が載っています。
日曜版にも様々な会社の広告が載っていて、よくユーキャンの全面広告も載っていたりします。
オリンピックの記事も載る
最近のオリンピックはすっかり商業主義の祭りになってしまい、コカコーラなどの大企業の販売促進の祭りを税金でやっているようなものではないか、という批判の声も多数出ている状態です。
このような大企業の商売のための祭りのようになっているオリンピックには赤旗も批判的ですが、批判するべきところは批判しつつ、オリンピックが開催されればスポーツ競技の記事は「しんぶん赤旗」のスポーツ欄に普通に載ります。
「しんぶん赤旗」日刊紙の紙面の例
後日書きます。
「しんぶん赤旗」日曜版の紙面の例
労働運動の記事
金を持っていない一般市民の視点からの、労働運動の記事が載ります。
国際報道で欧米各国やその他の諸国の労働者たちのデモやストライキやその他様々な運動の様子が報道されますが、当然日本でも労働者が労働運動をしています。
労働力を売って賃金を得て暮らしている人は労働者なので、会社員や公務員などの勤め人ははほとんど労働者です。
赤旗日曜版に日本や諸外国の労働者たちの運動の様子の記事が載ります。
例えば「最低賃金 全国一律1500円へ運動ともに」「トヨタ 賃上げに回したのは利益の0.09%」などの記事が載ります。
社会保障制度などの記事
金を持っていない一般市民の視点からの、社会保障制に関する記事が載ります。
例えば「国保に家計つぶされる 全国 626自治体で保険料値上げ」「妻と子ども4人の6人家族 所得の2割も取られるなんて… 所得546万円 国保料だけで105.8万円」というような記事などが載ります。
その他、金を持っていない一般市民の視点からの、政治社会の記事
その他、様々な政治社会の問題について、金を持っていない一般市民の視点からの記事が載ります。
なぜ金を持っていない一般市民の視点からの記事が載るのかというと、日本共産党が金を持っていない労働者階級が自分たちで作った政党で、現在の日本共産党も企業団体献金で運営しているわけでなく、金を持っていない一般市民からの寄付や、金を持っていない一般市民が購読している赤旗の収益などで運営している政党で、金を持っていない一般庶民の利益を代表している政党であり、赤旗はその政党の機関紙なので金を持っていない一般市民の視点からの記事が載っているわけです。
もし大手企業の広告料で成り立っている新聞なら、大手企業の視点からの記事が載ります。
そのような新聞も金を持っていない一般市民の読者がいてその購読料も収入の一部ではあるので、金を持っていない一般市民の視点からの記事も少し載ります。
エッセーのコーナー「風の色」
「風の色」というエッセーのコーナーがあります。
何人かの執筆者による、特に政治的とも限らない色々なジャンルのエッセーが載ります。
Uスタ 比較的若い人の取り組みなどを紹介するコーナー
Uスタという比較的若い人の取り組みなどを紹介するコーナーがあります。
20代くらいの人の政治社会の問題に関する取り組みや、特に政治的でもない芸術などの諸分野の取り組みが紹介されていたりします。
どちらかといえば順風満帆な若い者の取り組みが多いかもしれません。
20代で対人恐怖や引きこもりやその他で苦労していて、全く光の当たらないところで地味に闘っている若い者も多いです。
おれはわたしは光の当たらない地下で苦しんでいるのだ、順風満帆な人生を送っている若い者の取り組みなど別に見たくはない、と思ったら、読まずに飛ばします。
新聞は自分が好むものから好まないものまで様々な記事が載っています。読みたい記事は読み、読みたくない記事は読みません。それが新聞です。
4コマ漫画
4コマ漫画が載っています。
2024年7月現在では、「やくみつるの小言・大言」というやくみつるの4コマ漫画が載っています。政治社会の問題の風刺の漫画が多いです。
世界の様子を伝える随筆のようなコーナー
2024年7月現在では「世界くらしダイアリー」という、おそらく外国で生活していると思われる日本人の随筆のようなコーナーがあります。
執筆者は何人かいるようです。
会社経営をしている人の文章のときもあります。
読みたければ読み、会社経営者の文章は別に読まなくていいと思ったら読みません。読みたい記事は読み読みたくない記事は読まない、それが新聞です。
1週間のおかず
1週間のおかずコーナーがあります。
ここに載っているおかずを作れば1週間の夕飯のおかずを考えなくても済みます。
ただし、肉を使ったおかずもあります。
肉の生産は極めて環境負荷が高く、肉を食べる量を8割以上減らさなければ人類の存続は困難であるという専門家の見解もあります。
そこで、肉を減らしたい人や、動物たちに苦痛を味わせたくないという倫理的理由から菜食主義生活を送っている人などは、肉を使ったおかずは飛ばして植物性の材料のみで作ったおかずだけ採用してみましょう。
連載小説コーナー
連載小説のコーナーがあります。
ストーリー漫画のコーナー
ストーリー漫画のコーナーがあります。1.5ページ分くらい載っています。
2024年7月現在で載っている漫画は今っぽい絵の今風の漫画です。
健康問題コーナー
「健康らいふ」という健康の問題のコーナーがあります。
日本の負の歴史に向き合うコーナー
日本の負の歴史を美化せず反省して諸外国から信頼を取り戻していこうとする記事はよく載ります。
例えば旭川の自衛隊駐屯地にある記念館についての「『大東亜戦争」賛美の自衛隊施設 展示の刀 人切ったと説明」などの見出しの記事などが載ります。
夏休みの自由研究の例コーナー
夏休みの自由研究の例の紹介コーナーが載ったりします。
俳句コーナー
2024年7月現在では、冨士眞奈美の「俳句と遊ぶ」というコーナーがあります。
投稿された俳句を紹介しています。
旅のコーナー
旅先を決める参考になる各地の紹介コーナーがあります。
ペットの紹介コーナー
我が家のペットの紹介コーナーがあります。
ペットショップで生体展示販売をしている場合、在庫になって売れない動物は殺されています。
ペットショップは営利目的の資本で、資本は自己増殖する価値の運動体です。もう商品として売れない動物をコストをかけて人生の最後まで責任を持って世話をすると価値は増殖できず逆に減ってしまいます。だから殺して捨てます。
食品の在庫が消費期限を過ぎてしまったら廃棄せざるを得ないのと同じようなことです。
そこで、世界ではペットの生体展示販売をやめたり法律で規制したりしています。
日本は後進国でペットショップで生体展示販売をしまくっていますが、生体展示販売をしている店でペットを絶対に買わないようにしましょう。
無責任な飼い主に捨てられて殺されそうになっている動物が多数おり、日本各地で飼い主を探しているので、動物を飼うならそのような動物殺処分センターなどで殺されそうになっている動物を引き取りましょう。
なお、動物を買う、無責任な者が面倒になって捨てる、その一部は誰かが引き取る、大半は殺される、ということを繰り返していても悲惨は続くので、ペット産業自体をなくすべきでしょう。
動物が好きなら、ペットをたくさん飼うのではなくペット産業を無くす努力をしましょう。
囲碁将棋コーナー
囲碁将棋コーナーがあります。
クイズコーナー
ナンプレ、クロスワード、まちがい探し、などのクイズコーナーがあります。
読者の声
読者の声のコーナーがあります。
経済の解説
「経済 これって何」という経済関連の最近のトピックの解説コーナーがあります。
赤旗電話相談
電話相談コーナーがあります。
税金、年金・社会保険、法律、マンション・住宅、医療福祉、障害児教育、などの相談と回答が載ります。
映画の紹介コーナー
「シネマ館」というコーナーなど映画の紹介コーナーがあります。
文化、芸能コーナー
文化、芸能関連の記事が載ります。
例えば「“当事者キャスティングの現場” 障害者専門芸能プロ訪問 『できるわけない』偏見はがす」どいう記事が載ったります。
読者の文芸作品投稿コーナー
短歌、俳句、川柳の投稿コーナーがあります。
テレビ・ラジオの番組紹介コーナー
テレビやラジオの主な番組の紹介コーナーがあります。
本の紹介コーナー
本の紹介コーナーがあります。
CDの紹介コーナー
音楽CDの紹介コーナーがあります。
大手メディアを批評するコラム
「メディアをよむ」というテレビ・新聞などの大手メディアの報道内容を批評するコラムのような記事があります。
芸能人のインタビューコーナー
最終ページに芸能人や著名人へのインタビューのコーナーがあります。
日本共産党の支持者の芸能人が載るというわけでもなく、特別熱心に政治的な発言をしている芸能人が載るというわけでもなく、俳優や棋士やその他様々な分野の著名人への普通のインタビュー記事が載ります。
「しんぶん赤旗」の購読申し込み方法
「しんぶん赤旗」の公式サイトから購読を申し込めます。
公式サイトの上の方に「しんぶん赤旗 電子版」の申し込みリンクがあります。
公式サイトの一番下に「しんぶん赤旗 従来通りの紙版」の申し込みリンクがあります。
現在のところ、紙版と電子版は全く別の扱いになっていて、購読契約はそれぞれに行います。
紙版だけ購読すると紙版しか届かず、電子版は読めません。
電子版だけ購読すると電子版だけを読めて、紙版は配達されません。
紙版と電子版の両方を購読すると、それぞれの講読料を払うことになり、どちらか一方だけ購読しているときの2倍の料金がかかります。ですのでほとんどの人は紙版か電子版のどちらかしか購読していません。
日曜版には電子版がない
「しんぶん赤旗」日曜版には電子版がありません。
赤旗を発行している組織内でやる気のある人たちは、早く電子版作りましょうよ、と言い続けているかもしれませんが、組織の上の者たちがやろうとしないのかもしれません。
真相は不明です。
「しんぶん赤旗」は環境負荷が高い。環境負荷が低い電子版の購読がおすすめ
多くの一般紙は自転車やバイクで配達をしています。
一方「しんぶん赤旗」は日本共産党員などがマイカーの普通乗用車で配達している場合が非常に多いです。
自転車と普通乗用車なら普通乗用車の方が二酸化炭素を大量に出します。
バイクと普通乗用車でも一般的には普通乗用車の方が多く二酸化炭素を出します。
また普通乗用車を乗り回せば道行く子どもたちが交通犯罪被害で命を奪われる危険は当然高まります。
よって「しんぶん赤旗」は他の一般紙に比べて環境負荷が高く、道行く子どもたちにとっての危険も高いと言わざるを得ません。
環境問題の観点や人権などの観点から、赤旗を購読するなら電子版がおすすめです。
電子版なら配達で二酸化炭素が出ず、歩行中の子どもたちが交通犯罪被害で命を奪われる心配もありません。
「しんぶん赤旗」のお試し購読
お試し無料購読
「しんぶん赤旗」の紙版も電子版もともに、無料お試し購読ができるようです。
購読申し込みのページなどに案内があります。
無人販売所で購入してみる
「しんぶん赤旗」の無人販売所があります。
無人販売所の料金箱に代金を小銭で入れて「しんぶん赤旗」の日刊紙や日曜版を買ってきて、試し読みできます。
次の地図は「しんぶん赤旗」のサイトにある、販売所の地図です。
多くは日本共産党の地区委員会の前などにありますが、たまに個人宅前などにもあります。
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