仕事の備品購入で、仕訳・帳簿の記入はいつすると良いか

仕事の備品を買ったら、仕訳をして帳簿に記入・入力します。
買ったらすぐ帳簿に記入するのが理想ですが、時間がない場合もあります。

仕事の備品を購入した時、仕訳と帳簿の記入をいつすると良いかを考えてみましょう。

個人事業主をしていると時間がなくて毎日帳簿記入をするのは難しい

理想としては、お金の出入りがあったらその日に帳簿の記入をするのが良いでしょう。

仕事の備品を買ってから日数が経つと、レシートがなくなってしまったりもします。
また、備品を購入したこと自体を忘れてしまったりもします。

日数が経つと細々したことを忘れてしまい、後から帳簿に記入してみてもどこかに記入漏れがあり、計算と実際の現金が合わなくなるような事態にもなってきます。

そうならないように、備品を購入したその日のうちに仕訳して帳簿に記入するのが理想です。

参考

経理の初心者向けに、とても丁寧に経理の現場の知識、ノウハウを教えてくれるおすすめの本です。

経理のおしごと手帖

現実的には、忙しくて毎日帳簿に記入する時間を確保するのは困難です。

会社の経理部の人なら、経理事務自体が本業なので毎日まめにお金の管理をします。
その日のうちに帳簿に記録するべきものはすべて記録し、帳簿と現金などにずれがないかなど、毎日確認しています。

一方、一人で業務を行っている個人事業主の場合、本業の方が忙しくて毎日経理事務の時間を確保するのは困難な場合が多いです。

私の経験上、一人で業務を行っている個人事業主なら、最低でも週に１回くらい経理事務の時間を確保すると良いでしょう。

本業が忙しいですが、週に１回なら何とか経理事務の時間を確保できます。

１週間の間のレシートなどを見て、仕訳し帳簿に記入します。
１週間の間のその他のお金の出入りも帳簿に記入します。

Macで使える会計ソフト

最近は買い取り式の会計ソフトも特定の年度しか使用できないようになってきており、オンラインソフトを使用する場合と価格が変わらなくなってしまいました。
そのため、買い取り式のソフトを使うメリットはほとんどありません。
弥生のオンライン会計ソフトが使いやすいでしょう。

例えば２週間分のお金の出入りを帳簿に記入するとします。

この場合、２週間経つと細かいやりとりの記憶が薄れてくるので、帳簿の記入漏れなどが起こる危険が出てきます。

レシートの紛失の危険も高まります。

記入漏れ、紛失、などが起こらないよう、１週間より長く帳簿の記入を滞らせるのは避けた方が良いでしょう。