人の視線が気になり、どこを見れば良いか困った時の対処法

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対人恐怖症の人は他人の視線が気になることがよくあり、他人の視線が気になると、歩く時などに自分の目線を向ける場所にも困ってきます。

他人の視線が気になって困ったときの対処方法を紹介します。

経験から 対人恐怖で他人の視線が気になった

道ですれ違うひとの視線が気になった

私の経験では、十代の頃から徒歩でも自転車でも、道で人とすれ違うときに相手の視線が気になりました。

こちらは意識的に視線をそらして通過しますが、すれ違う人全員がこちらを見てくるようでした。

この状況に困り果てました。

列車などで向かい合って座る状況でも視線が気になった

通勤列車などはたいていロングシートで、座ると向かいの人と顔を見合わせることになります。

こういった状況も人の視線がとても気になり、困り果てました。

銀行などで待っているときも視線が気になった

銀行で座って順番を待っているとき、たいてい客は窓口のカウンターの方を向いて座るようになっているため、銀行員と向かい合う状態になります。

こういった状況でも視線がとても気になる、困り果てました。

素人の知人のアドバイスは無視する

自意識過剰だから視線が気になるのだ、実際は誰もあなたを見ていない、気にしすぎだ、といったアドバイスをしてくる知人はよくいます。

真面目な人なら、せっかくアドバイスをしてくれているのだから、ということで参考にしようと思うかもしれません。

しかし、素人のアドバイスを参考にしても百害あって一利なしです。

自意識過剰だから、といってみたところで、誰でもたいていは自意識過剰で、人の目を気にして暮らしているでしょう。
対人恐怖の人に限ったことではありません。

人の目を気にしなくなると社会性がなくなって逆に問題でしょう。

ということで、自意識過剰だ、気にし過ぎだ、といった素人のアドバイスは全く意味のないアドバイスであり、聞くに値しません。

せっかくなのでその場では一応聞いておいて、実際は適当に聞き流して終わらせましょう。

人の視線が気になるときの対処法 物理的に解決する

経験上、対人恐怖で人の視線が気になるとき、精神的な方法で解決しようとしても無理です。

よく、自意識過剰だから気になるのだ、と言われたりします。
たとえそうだとしても、自意識過剰になるのをやめよう、などと心構えをしても解決は無理です。

そこで、物理的な方法で対処するとうまくいきます。

方法1 道を歩くときは下を向いて歩くと良い

道を歩くときは、下向き加減で目の前2〜5mくらいの地面を見て歩くようにします。

そうすると、すれ違う人の顔がほとんど見えなくなって視線は気になりません。

なおかつ、目の前2〜5mくらいの地面を見ていれば、前から人や車が来たこと自体は十分に分かり、安全に歩くのに支障もありません。

私はこの方法で対処してうまくいきました。

方法2 列車内や銀行などで人と向かい合って座るときは本を読むと良い

列車のロングシートや銀行の待合の椅子などで人と向かい合って座るような場合は、本を読むと良いでしょう。

目線を下に向けて本を読んでいれば、向かいにいる人と顔を合わせることはなくなります。

私はこの方法で対処し、うまくいきました。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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