天文初級者に天文雑誌は必要か

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天文初級者の人や、昔挫折して中高年になって天文趣味を再び始めようと思う人なら、天文雑誌も買おうと思うかもしれません。
初級者に天文雑誌は必要かどうかをみてみましょう。

天文雑誌は玄人向け 初級者にはあまり役立たない

月刊の天文雑誌はいずれも玄人向けです。
マニア向けの高価な機材の紹介、中級者以上向けの観測ノウハウの紹介、最新の天文学の研究に触れてみる記事など、マニア向けのものがほとんどです。

月刊の天文雑誌の記事で初級者にとって参考になるものといえば、毎月の星空の案内と、読者が応募した天体写真のコーナーくらいです。

毎月の星空の案内は天文手帳など年間の情報が載っている冊子で足りる

毎月の星空の案内は天文雑誌がなくても毎年発売される天文手帳などが1冊あれば分かります。
天文手帳に惑星の位置、月食、日食、流星群、など初級者でも観測できるレベルの天文現象の諸情報は載っています。


天文手帳 2024年版 [ 浅田 英夫 ]

天体写真の参考として何冊か買ってみても良いかもしれない

月刊の天文雑誌には読者の天体写真コーナーがあります。
中級者の作品や上級者の作品などが載っており、いずれはこのような感じの天体写真を撮りたいものだ、と思いながら見て楽しめます。

ですのでいずれは撮影できるようになりたい天体写真の参考として天文雑誌を何冊か買ってみてもよいかもしれません。

主な天文雑誌

天文ガイド

「天文ガイド」は私が思うには玄人向けの天文雑誌です。
マニア向けの内容ばかりで私のような初級者に必要な記事は少なく、しばらく買っていましたが現在は買うのを一旦やめました。


天文ガイド 2024年 8月号 [雑誌]

星ナビ

「星ナビ」はアストロアーツの天文雑誌です。
「天文ガイド」よりも初級者向けのような見た目をしていますが、内容はやはり玄人向けで私のような初級者に役立つ記事は少ないです。


月刊 星ナビ 2024年 8月号 [雑誌]

月刊天文

「月刊天文」は地人書館の天文雑誌です。
玄人向けの雑誌で、現在は休刊です。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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