森鴎外の「舞姫」や樋口一葉の「たけくらべ」など、文語体で書かれた小説があります。
また、キリスト教の聖書では口語で翻訳された日本語の聖書の他に「文語訳」という日本語聖書もあります。
文語はどのようなものか
文語はどのようなものかよく分かりません。
小説が文語で書かれていればなんとなく読んでいます。
文語訳の聖書も家にあり、なんとなく読んではいます。
しかし、助詞、助動詞、その他諸々の文章の各部の細かい意味は正確には知りません。
雰囲気で読んでいます。
学校で習った古文とも多少違う
文語体の小説や文語訳聖書の文章は、学校で習った古文とかなり似ています。
古文の授業で習った覚えのある単語がたくさん出て来ます。
そのため、文語体のおおもとは古文の言葉遣いなのだろう、と感じます。
しかし古文と全く同じではありません。
文語体はどのようなものか、またそれぞれの助詞、助動詞その他諸々の言葉の意味などを学校で教わった覚えはあまりありません。
文語体は何で学べるか
岩波文庫で出版されている作品などを読んでいると、文語体の作品を読む機会は多いです。
正確に読むためには文語体の文章を雰囲気でなんとなく読むだけでなく、文語体の助詞、助動詞その他諸々の言葉について正確に学んでおきたいです。
枕草子や平家物語など古い時代の古文なら参考書がいくらでも売られています。
しかし文語体について説明している本がなかなか見つかりません。
今日も探してみます。