欧米が軍事的にも経済的にも強くなった理由について

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昔はヨーロッパよりもイスラム圏やインドや中国の方が文化も科学も技術も進んでいた

昔はヨーロッパあたりよりもイスラム圏やインドや中国などの方が文化も科学も技術も非常に進んでいたと聞いています。
(アフリカ大陸はエジプトは学術も文化も技術も進んでいたと学びましたが、アフリカ大陸のエジプト以外の地域とアメリカ大陸については勉強不足であまり分かりません。)

日本も中国や朝鮮から高度な技術や知識や思想などが伝わり、高度な建築物を作ったりできるようになったと聞きました。

ルネサンス以降は急にヨーロッパが軍事的にも経済的にも強くなった

しかし、ルネサンス以降は急にヨーロッパが軍事的にも経済的にも強くなり、世界中に出て行って勢力を広げたと読みました。
そして学問も経済も全てヨーロッパおよびヨーロッパ人が征服したアメリカ中心の世界になってしまいました。

思想史の本を探しても、音楽の本を探しても、絵画の本を探しても、欧米の視線で書かれた本がほとんどのように思えます。

日本の例

日本も、元々は中国や朝鮮やその他のアジア各地から色々と高度なことを学んでいたのに、ヨーロッパのルネサンス以降は急に欧米の技術頼りになったように思えます。
佐渡金山などでは非常に高度な測量や掘削技術が使われていたようですが、近代の鉱山になると欧米の技術の採用が進んだようです。
鉄道もアメリカの設備をそのまま持ち込んで作られたと聞きました。

元々ヨーロッパよりイスラム圏やインドや中国の方が文化も技術も非常に発達していたのだから、そのままの勢いで行けば日本で近代になって作られた鉱山や鉄道やその他の色々な産業などでもイスラム圏や中国などから技術が入ってきそうなものですが、実際は欧米の技術一色になってしまったように見えます。

それまでかなり先を行っていた中国やインドやイスラム圏を追い越してルネサンス以降にいきなり欧米が学問でも軍事でも経済でも世界を支配してしまったのはなぜなのか昔から疑問で、自分が子どもなら周囲の大人に質問したりするところですが、すでに自分が大人で周囲に質問する相手もいないので、歴史の本を読んで理由を学んでいるところです。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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