サイトやブログにGoogleのAdsenseを設置して収益を得られます。
どのくらい収益が上がるものでしょうか。
AdSenseの収益は小遣い程度にしかならない
AdSenseの収益は増え続けるがどこかで止まる
一つのテーマについてのブログを地道に作り続ければ、訪問者が月1万人や10万人になります。
そのようなブログにGoogle AdSenseを設置すると収益が上がり、ブログの訪問者が増えるにしたがって収益が増えてきます。
ところがある程度まで収益が伸びると、それ以上増えなくなります。
ブログも一つのテーマについて書き続ければ書く内容が尽き、月の訪問者が8万人なり10万人なり、どこかのレベルで増えなくなります。
ブログ記事の内容がニッチな分野になるほど競争力は高まりますが、その記事を必要としている対象者は減ります。
逆に必要としている人が多い分野の記事になるほど同様の内容の競合する記事が増えるので、訪問者は増えません。
そのように、どれだけ記事を書いてもどこかで上限になって訪問者は増えなくなってしまいます。
Googleの判断次第で収益が大幅に減少する
ウェブサイトやブログにどれだけの訪問者があるかは、Googleの検索結果でどれだけ上位に表示されるかにかかっています。
ブログの訪問者が増えて月に数万円くらいのAdSenseの収益が上がるようになったとしても、Googleの判断によって突然訪問者が激減したりします。
それほど急激な変化でなくても、毎日地道に記事を書き続けて少しずつ訪問者数が増え続けていたものが、いくら記事を書いても過去の記事をリライトして記事の質を上げても検索で表示される順位が下がり出し、だんだん訪問者が減り始めることもしばしばあります。
振り返ってみると4年間全く訪問数が増えていないどころか少し減ったりします。
ブログ収益に頼ると、一企業のGoogleの商売のやり方次第で大きな影響を受けてしまい、とても危険です。
サラ金やアダルトまがいのマンガの広告など表示したくないものをブロックするとさらに収益は減る
サラ金の広告やアダルトまがいのマンガの広告などを表示したくなければ、AdSenseでは特定の業界の広告や特定のURLをブロックできます。
しかしブロックするほど収益は減ります。
ウェブの記事で盛んに言われている、ブログ運営などで莫大な額の収益を得ました、という儲けた人の例はたぶんサラ金からアダルトっぽい広告、その他気持ち悪い広告などすべての種類の広告を表示しています。
AdSenseは設置するのもいいが重視しない方がいい
AdSenseの収益に依存してブログ収益で食べて行こうなどと考えた場合、単なる一民間企業のGoogleに自分の商売の全てを依存するような状態になります。
これはビジネスとしては危険でだめなやり方です。民間企業のGoogleの商売次第で経営が破綻する可能性が高いからです。
大企業1社から仕事を受注して成り立っている会社があり、その大企業が倒産するなり発注を止めたりするとその会社はあっというまに倒産してしまうのと同じです。
集客用のブログを運営していて、多少の収益を得るためAdSenseを設置するのもいいかもしれませんが、基本的にGoogleのAdSenseなどは全くあてにせず無視して、顧客から仕事を受注して人々の暮らしに必要なモノ・サービスを作って納品して収入を得る、というまともな商売に徹した方が安全でまともなビジネスのやり方であり、良い人生を送れます。