IBS(過敏性腸症候群)を自分で改善するのに役立ついい本を見つけました。巷によくある健康ハウツー本は役に立ちませんがこの本は役に立ちました。
IBS(過敏性腸症候群)の苦労と今までの通院
朝食を食べれば下痢になる、トイレがない場所で下痢になる、授業中や会議中などトレイに行けない状況で下痢になる、旅行に行っても腹を下す危険があるので朝から何も食べずに宿に戻ってから部屋でコンビニ弁当を食べる、列車はたいていトイレが付いているので乗れるがバスはトイレがないのであまり乗れない、という苦労をしています。
しかし消化器内科で調べてもらっても腸のカーブがきつ過ぎて大腸内視鏡が入らず、レントゲンに変更になり、レントゲンで見る限りは異常なしと言われます。
私の場合、すぐ下痢になって生活上困るということで病院に行って大腸の内視鏡なりレントゲンなりの検査をして以上なしと言われ、なす術がありませんでした。
それでも困っていると消化器内科の医師に伝えると、医師はとても嫌そうな辛そうな表情で何か苦し紛れに薬を処方してくれて、次回の通院時はインターンらしい学生のような医師がパソコンの画面を見たまま「下痢なら便を固める薬を出すし、便秘なら下剤を出す。それしかできぬ」と述べ、やる気ゼロの態度なので通院は終了しました。
心療内科に行って1年ほど処方された薬を飲んでも改善せず、1年経っても改善しないことに医師が苛立ちはじめ、朝飯食べて下痢になるなら朝飯を抜けばいいじゃないですか、と言われ、その程度の対策なら必要に迫られて以前から実行しているので、通院を終了しました。
素人向けハウツー本は役に立たない
IBS(過敏性腸症候群)を自分で直そうという健康ハウツー本のようなものはいくつも出版されていますが、通り一遍な説明と対策ばかりで大して役に立ちませんでした。
水上 健「IBS(過敏性腸症候群)を治す本」株式会社法研 は役に立った
水上 健「IBS(過敏性腸症候群)を治す本」株式会社法研という本を見つけて読んだところ、非常に役に立つ方法が載っていました。
「IBS(過敏性腸症候群)を治す本」は一般向けの健康本の一種ですが、健康本やハウツー本によくあるような人を引きつける派手なタイトルで売ろうという本(例えば「●●したいなら●●しなさい」「なぜ●●は●●なのか」というようなタイトルの本など)ではなく、症状の説明と対策が淡々と書いてある本です。
著者がIBS(過敏性腸症候群)にかなり詳しく、大腸内視鏡の検査にも詳しく、他の健康本に書かれていないIBS(過敏性腸症候群)の原因と患者が自分でできる対策が書かれています。