人付き合いの苦手な人が会社や職場の飲み会に参加する方法

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就職すると職場の飲み会に参加する必要がでてきます。
人付き合いの下手な人が会社などの職場の飲み会に参加する時、どのように過ごせば良いか考えてみましょう。

このページに書いてある内容は専門家が語る内容よりも役立つ部分があります。書いている私自身が人付き合いが苦手で苦労して生きているので、実体験に基づいた内容だからです。

なお、専門家が語る内容も役立ちます。専門家は実体験はない人もいるでしょうが一日に8時間そればかりやっていて論文を大量に読んだり多くの事例を知っていて詳しいからです。

職場の忘年会、新年会、送別会などの飲み会がある

会社などに就職すると、職場主催の忘年会、新年会、送別会などの飲み会があります。

人付き合いが下手でも、よほど重要な予定が重なっていない限り参加する場合が多いでしょう。

職場の飲み会での過ごし方

お酌は近くの人にして、遠くの席の人まで無理しない

飲み会では酒をついだりつがれたりします。

近くの席の人に対しては、できるだけ酒をつごうとしてみましょう。

遠くの席の人にお酌するなら、席を立って移動しなければなりません。
付き合いの上手い人ならビール瓶を持ってあちこちについで回って言葉を交わしたりしますが、付き合いの下手な人はそこまでするのは困難です。
座ったままお酌できる範囲だけつぐ努力をすれば良いでしょう。

タイミングが難しいので、努力だけする

他人に酒を注ぐのはタイミングが難しいです。
減ってきたな、と思って、そろそろ注ごうとすると他の人が先に注いでしまったりします。
また、そろそろ注ごうとすると逆にその人が自分に対して注いでくれて、さらに自分で自分に注いだりします。

そういったことはよくありますが、とりあえず近隣の人に酒を注ごうとしていることが分かれば、人間関係はある程度うまくいきます。

話しかけられたら近くの人と会話する

近くの席の人から話しかけられることが多いので、できるだけ「はい」「いいえ」以外の返答をする努力をすると良いでしょう。
さらに、その会話がひと段落したら「●●さんはいかがですか」という感じで、今自分が答えたことと同じ質問を相手に対してしてみると良いでしょう。するとさらに何往復か会話を続けられます。

こちらから質問し返すのが重要

高校も大学も友人がいなかった人の場合、人から何か話しかけられた時に自分から返答して終わってしまうケースが多いです。
自分から相手に質問するところまで気が回りません。

雑談などの場で何か聞かれたら、「はい」「いいえ」で答えて、もし可能なら別の言葉も加えて答えた上で、さらに自分から相手に質問し返すことが重要です。

ただし無理はしません。無理しても疲れるだけで何もうまくはいきません。
ちょっとタイミングが悪く相手に質問し返すところまでできなかった場合は「自分が返答をするだけで会話が終わってしまったが、次のタイミングを待とう」と気楽に構えます。

こちらから話しかけられれば話しかけ、難しければ無理しない

会話が始まっていない状況で、こちらから隣に席の人に話しかけられそうなら、話しかけてみるのも良いでしょう。

しかし、それが難しければ無理しません。
無理しても良い結果になることはまずありません。
「やらないで後悔するより、やってみて失敗する方がまし」というような考え方は無視しましょう。やってみて失敗経験を繰り返してしまうと人生にとって悪影響の方が大きいです。

自分から話しかけるのが難しければ、話しかけられたときに「はい」「いいえ」で答えて、さらに可能なら別の言葉も加えて答えてみる努力をするだけでも十分です。

食べ物を取り分けるのは、するのも良いし、難しければ無理しない

大皿の食べ物を自分からガンガン取り分ける人もいます。取り分けるのが上手いなら取り分けても良いでしょうし、難しければ無理しない方が良いでしょう。

親密度が上がらなくても気にしない

飲み会に参加すると少しは人々と親密度を上げられるように思う人もいるかもしれませんが、そうとも限りません。

人付き合いの苦手な人の場合、お互いに対等な立場で他人と何らかの共同作業などをすると多少は親しくなれる場合が多いかもしれません。作業に必要なやり取りのために強制的に会話が発生し、少し人となりが分かったりします。
(会社のように上下関係があり対等ではない状況で共同作業をしても親しくはなれません。)

飲み会はただ飲み食いして話すだけの場で、他の人々と何か共同作業をしたりするような場ではないので、誰とも大して親しくなれない場合の方が多いです。

親密度が上がれば結構なことであり、もし親密度が上がらなくても気にしません。

あまりしゃべらない暗い人と思われればそれでOK

人付き合いが下手な人や対人恐怖の人なら、あまりしゃべらない暗い人が多いでしょう。

飲み会に参加して、できるだけ会話したりお酌したりする努力をして過ごして、周囲から「この人はあまりしゃべらない暗い人だ」と思われればそれでOKです。
暗くて付き合いが下手なりに会話したりお酌したりする努力をしている様子が伝われば、悪い印象は持たれません。
実際にあまりしゃべらなくて暗い人間なら、周囲からそのように認識されていた方が生きやすくなります。

暗いのに明るい人間をよそおう必要もなく、明るい人間を演じて生きると生きにくくなるばかりです。

明るいことが善、暗いことは悪という風潮は無視

明るい人柄が善、暗い人柄が悪とされる社会の風潮は無視します。
人柄が明るいか暗いかということと善悪は関係ありません。

他人を手段とみなして利用することが悪で、人を誰でも価値ある存在として尊重することが善です。
イスラム教でも仏教でもキリスト教でもその他の教えでも、教典を読むと共通してそのようなことが書いてあります。

個人的に飲みに誘われたら、素の自分で普通に参加する

職場主催の飲み会などでなく、個人的に飲みに誘われることもあります。
そのような場合は、親しくない人なら職場主催の飲み会と似たような心構えで参加して、そこそこ知っている人なら、暗い素の自分で普通に参加すれば良いでしょう。

無理しないことです。
私は無理して良い結果になったことは一度もありません。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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