人付き合いが下手でも社会運動や政治運動に取り組む方法

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良い社会を作るため社会運動や政治運動に取り組みたいと思っても、人付き合いが下手だったり対人恐怖気味で孤独な人は友人知人もほとんどおらず、人脈を通じて運動に参加していくことができません。

孤独な人でも社会運動や政治運動に取り組む方法を考えてみましょう。

市民団体などの一員として社会運動に取り組みたい場合

社会運動に取り組むとしたら、市民団体などの一員になって取り組む人は多いです。

まだインターネットが普及していない時代なら、市民団体などに問い合わせるとしたら電話が主だったので、人付き合いが下手な人や対人恐怖症の人にとってはとても大変でした。
しかし現在はインターネットが普及しているので、市民団体などへの問い合わせや入会申し込みはメールフォームやメールでできるので、非常に簡単になりました。

1.市民団体のウェブサイトを確認する

まず自分が取り組みたいと思っている問題に取り組んでいる市民団体をネットなどで探して、その市民団体のウェブサイトを確認します。

会の目的や規約が掲載されているので、その団体の目的が自分が取り組みたいことと一致しているかどうか、目的・規約などが賛同できる内容か確認します。

2.ウェブサイトから入会申し込みをする

その市民団体のホームページに入会申し込み用メールフォームがあれば、フォームから入会申し込みをします。

入会申し込み専用フォームがなく、問い合わせメールフォームはある場合は、問い合わせメールフォームから「入会したいので、手続き方法を教えてください」と問い合わせをします。

入会申し込み専用フォーム、問い合わせフォームがなく、問い合わせメールアドレスは記載されている場合は、そのメールアドレス宛にメールを送ります。

3.会報を読んだりする

多くの市民団体は会報などを発行しています。
入会すると会報やニュースレターなどが郵送されてくることが多いので、マメに読んで活動の内容を知りましょう。
現在の取り組みの内容をよく知っておかないとその先の活動に積極的に参加していけません。

仕事や学校が忙しくて読む暇がなければ無理せず、会報を積んでおきます。
時間に余裕ができたら読めばいいのです。
無理をすると何もうまくいきません。

4.関連する本を読んだりする

会報を読むだけでなく、取り組んでいる問題に関する本も積極的に読みます。
十分な基礎知識があった方が市民運動に積極的に参加しやすくなります。

仕事や学校が忙しくて読む暇がなければ無理せず、本を買って積んでおきます。
時間に余裕ができたら読めばいいのです。
無理をすると何もうまくいきません。

5.総会やその他の会議、イベントなど、参加できそうなら参加する。でも無理しない。

たいていは年に1回くらい総会があり、開催案内が送られてきたりします。参加できそうなら参加しましょう。

総会の他に、定期的な会議やイベントなどが開催されることもあるかもしれません。
そういった場にも、参加できそうなら参加しましょう。

もし人と会う場に行くのがとても負担なら、無視せず欠席しましょう。
精神的にとても負担になることを無理に実行しても、何も良いことはありません。

6.向いていれば取り組みを深めていく

会費を払って会報を読むという地味な活動を続けます。

総会、その他の会議、イベント等に参加できそうなら参加したり、しなかったりします。

総会などに度々参加したり色々と積極的に参加していると何か係を頼まれるかもしれません。
係や役員になってより積極的に活動に取り組んで、会員同士の関わりが増えていくかもしれません。
それも良いでしょうし、係などを引き受けるのが精神的に負担なら無理せず「仕事が(学校が)忙しくて現状では係を引き受けるのは難しそうなんですよ……。」と断ります。

7.自分に向いていなくて負担なら退会し、別の活動の場を探す

自分に向いている団体なら続けて、あまりに向いていなくて負担なら退会します。

人付き合いが下手な人や対人恐怖症の人なら、会員の年齢層が幅広い団体なら活動しやすいかもしれません。

しかし、若い世代が中心の市民団体などの場合、人付きが下手な人や対人恐怖症の人には向いておらず、活動がとても負担になるかもしれません。若い世代の人々は「明るくよく喋る人間が善、暗くてあまり喋らない人間は悪」という考え方の傾向が非常に強いからです。

明るい性格の人間に合わせる必要はないし、合わせても良いことは何もない

実際、私の経験でも、労働組合の青年部では暗い性格が悪という傾向がとても強く、苦痛で、嫌な目にたくさん会って嫌な思い出ばかりがあります。30歳を過ぎて青年部を卒業し、若い世代から年配の人まで皆で通常の労働組合運動に取り組むようになってからは、明るい人間も暗い人間もいるのが当然でそれが多様性というものだ、という真っ当な空気の中で生き生きと積極的に活動に取り組めました。

明らかに自分とは相容れない陽キャラの人間ばかりで、苦痛で仕方ないなら、無理して陽キャラの人間に合わせる必要などありません。退会しましょう。

自分に向かない場で無理をするのではなく、自分が生き生きと活動しやすい場で活動してこそ自分の力を存分に発揮し、良い人生が送れます。

政治団体なども同様

市民団体で運動に取り組む他に、議会を通じて制度を変えたりするため政治運動に取り組むのも良いことです。

日本共産党、社民党、その他、自分の政治思想に近い政党の一員になって政治運動に取り組もうと思ったら、基本的な手順は上記の市民団体の一員になって運動に取り組む場合と同じです。
その政党のウェブサイトで、入党する方法を確認して問い合わせます。

政党の場合、党員になる他、後援会に入ったりサポーター的な形で活動に参加したりできるところも多いので、党員になるのは気が引けるならそういった軽い繋がりに登録して活動してみるのも良いことです。

インターネットで一人で世論拡大に取り組む

団体の一員になって活動せず、自分一人で社会を変える運動に取り組むこともできます。

現在はインターネットが普及しているので、ブログなどを利用して一人で地道に世論拡大に取り組めます。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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