投票した有権者の責任はどのようなものか

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私たちの多くは選挙で投票して自分の代わりに代表を選んで議会に送り、議会で法律などを作ります。

自分が投票した代表が真面目に議論に参加することもあれば、不真面目なことをして違法に賄賂を受け取ったり裏金を作ったり議会で寝たり悪法を作ったりします。

議員が悪いことをしたり悪法を作った時、投票した有権者の責任はどのようなものになるでしょうか。

素人の私の感覚では、議員がやったことの責任は投票した人にもかかってくるのではないかと感じます。
議員が裏金を作ったり賄賂を受け取ったりすればそのような人間を代表として選んだ有権者にも選んだ責任が問われ、議員がおかしな法律を作ったらその議員を選んだ有権者の責任でもあり、政党が組織ぐるみで違法行為をしていればその政党やその政党所属の候補者に投票した有権者の責任でもある、と感じます。

しかし、一般的には投票した人の責任は問われていないように見えます。
某政党が違法に裏金づくりをしていることが明るみに出て逮捕者が出たりした時、その政党に投票した有権者たちも「政治家は何をしているのだ」などと言っています。「俺がこの人物やこの政党に投票しなければこの人物が議員になりこの政党が議席を取ることはなかった。政治を腐敗させた責任は投票した自分にもある」などと言っている人間は見かけたことがありません。

投票した有権者の責任がどのようなものなのかを調べたいのですが、どのような分野の本を読めば答えのヒントが載っているのか分からず、今日に至っています。
有斐閣アルマなどの本で政治学関連の本などを一冊読んでみて、それにヒントがなければその本に載っている参考文献を読んでみて、それにも載っていなければさらにその本に載っている参考文献を読んでみて、といったように読んでいけばそのうち答えに近づいていくとは思いますが、忙し過ぎてそのような読書も進んでいず、今日に至っています。

筆者
わたし

差別や暴力が渦巻き、弱い者や不器用な者や真面目にやろうとする者を嘲り笑い、利他的な行動を偽善呼ばわりし、「老害」「シルバー民主主義」などの悪意の言葉が流行し虚構の世代間対立を煽る言説を真に受ける者は多い一方で、教育を放棄し予備校化した学校教育の影響で、実在する階級対立を認識できる者は少数しかいない今の日本社会と、差別や憎悪犯罪の温床と化したインターネットの世界と、法律に従ったフィルタリング設定をせず保護者からスマホを与えられた子ども達がネットを通じ性犯罪被害にあったり殺されたりしている現状に恐れを抱き、今日も怯えながら暮らしています・・・

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